リゾート風エクステリアにもいろいろありますが、その中の一つにバリ風エクステリアがあります。
主な素材としては、無垢素材・珪藻土・杉やヒノキなどが挙げられます。
バリ風エクステリアのいちばんの利点は、「優しい手触り」「自然の風合い」をじかに感じられることです。
杉やヒノキなどの木材はむろん、漆喰などにも、人工的に生成された建材には存在しない温かみがあります。
また、天然の木材などには、空気を浄化して湿度を一定に保持するという働きもあります。
よって、いつも家の中の空気が快適な状態になっているというのも利点です。
一方で、天然の素材は「傷が付きやすい」「汚れに弱い」というのが難点です。
小さい子供がいる場合、壁などに細かい傷を付けてしまうことがあります。
そのような場合は、子供用のプレイルームは頑丈な素材を使うといった工夫が必要になってくるでしょう。
次に、バリ風エクステリアを長く保たせるコツについて。
自然素材を使った住宅は、メンテナンスに苦労するというイメージが強いかもしれません。
ですが、正しい手入れをしていれば、年月を経るごとに風合いが増すうえ、一般的な住宅よりも長持ちさせることすら可能です。
一つ目のコツは、「無垢材は水拭きではなく、乾拭きを基本にする」。
無垢材を拭く際は、水拭きではなく乾拭きを基本として手入れをしてください。
もし汚れが取れなければ、水分をしっかりと絞った布で水拭きしましょう。
二つ目のコツは、「漆喰や珪藻土に付着した傷は、やすりで滑らかにする」。
漆喰や珪藻土の壁に付いた傷は、小さな物であればやすりやサンドペーパーなどで滑らかにすることが可能です。
しかし、塗装やウレタンコーティングされている場合は、塗料が落ちてしまうので注意が必要です。
また、手垢程度の汚れであれば、消しゴムで落とすこともできます。
とはいえ、素材によっては消しゴムが使えないこともあるので、あらかじめ工務店などに尋ねたほうがよいでしょう。