エクステリアの中でも特に機能性が重視されるのがカーポート、つまり車を止めておくための車庫スペースです。
カーポートなんて駐車できル広さがあればそれでいいのでは、と思われるかもしれませんがよく考えてみてください。車は住宅の次に一生で二番目に高い買い物といわれますが数百万円するものを何の考えもなしに雨ざらしで放置するのはあまりにも雑すぎます。大切な愛車に長く乗り続けるならある程度カーポートに気を使うのが正しい判断です。
今回は、実用性にこだわるカーポートのポイントを紹介します。

ピッタリサイズだと買い替え車種が制限される

カーポートを作るときに乗っている車にピッタリあうサイズで広さを確保する人は少なくありません。限られたスペースの有効活用という意味では正解ですが将来性を考えれば余裕のないサイズのカーポートは非常に不便です。
車のサイズは車種によってまちまちです。今乗っている車が大型で広めにスペースを取るのならいいのですが、コンパクトカーにピッタリのサイズでカーポートを設置してしまうと大きな車に乗り換えようと思ってもスペースに収まらない可能性があります。
特に結婚したばかりで子どもが小さい家庭は成長とともにミニバンなど大型の車に買い換える可能性が高く、将来のことを考えてカーポートを作らないと困るのは目に見えています。
現状だけではなく将来のことも考えてカーポートを設計してください。

屋根は支柱の位置に注意

屋根付きのカーポートは支柱の位置が重要です。支柱の位置によっては駐車の妨げになる恐れがあります。特に限られたスペースギリギリにカーポートを設置する場合は10センチの支柱が駐車のしやすさに大きく影響します。
一台用なら片側支柱のみの片流れタイプ、二台用ならY字の中央支柱タイプなど一方からだけ支える省スペース型の屋根なら限られた空間でもジャマにならずに設置可能です。

オプションでさらに便利に

夜間でも見やすくする専用正銘や不審車を検知するセンサーアラーム、防犯に効力を発揮する監視カメラなどオプションしだいでカーポートはさらに便利で機能的になります。工具入があれば簡単な整備にも対応できますし地域によっては既設で変更する交換用タイヤの収納スペースがあると便利です。
ただ車を停めるだけでなく家族全員にとっての使いやすさを考えてください。

カテゴリー: カーポート