リゾート風エクステリアを作るには、具体的なコンセプトが必要です。
一口にリゾート風といっても「バリ風」「地中海風」「ハワイ風」などいろいろあるので、まずは具体的なコンセプトを決定しましょう。
それが決定すれば、エクステリアの素材なども自動的に決定されます。
では次に、箇所別のアプローチについて。
玄関をリゾート風エクステリアにするには、外構の選定が決め手となります。
リゾート風のイメージは、リゾート地によって異なってきますが、基本的にはナチュラルな感じを抑えておくというのが特徴です。
色の感じは統一して、洗練された雰囲気の物にしましょう。
例として、玄関アプローチは土の部分を減らし、天然石の乱張りを使うのもよいでしょう。
玄関は、人間でいうと顔に当たる部分であり、訪れた人が前に立った時に住む人をイメージする場所です。
リゾート風エクステリアに統一することで、ラグジュアリーなイメージを与えることができるでしょう。
次は、中庭と塀。
こちらをリゾート風に見せるには、樹木と装飾アイテムを何にするかが決め手となります。
特に必須なのが、植物です。
リゾート地ごとに代表される植物の種類は違い、種類や形などからその場所をイメージさせることができます。
よく使用されるのは、アカバドラセナやオリーブなど、管理がしやすい物です。
そして塀は、重厚感のある物や、装飾のある物などがおすすめです。
気をつけなくてはいけないのは、木と砂利をあまり多く使わないことです。
そして、ライティング。
リゾート風の庭は、照明を点けることにより、日が沈んでからもラグジュアリーな雰囲気を演出することができます。
「植物を下からライティングして、浮かび上がらせる」「植物の影を塀などに映す」というように、ライティングのやり方一つでいろいろな雰囲気に変わります。
植物だけでなく、塀のレリーフなどを照らしてもよいでしょう。
ライティングの仕方次第で、リゾートホテルのような雰囲気にすることも可能です。